どうもTAKE SKYのたけです。
みなさん、車はガソリンや軽油
船は軽油や重油が使われていますが、
航空機はどのような燃料を使っているのでしょうか?
今回は航空機の燃料について解説していきたいと思います。
先ず、航空機で使用される燃料は主に2種類あります。
● 航空機用ガソリン
● ジェット燃料
特殊かつ将来の燃料として
● CNG LNG (天然ガス)
● 代替燃料
上から順番に解説していきます。
航空機用ガソリン
主に使用される航空機用ガソリンは(アブガス100LL)
という種類を使用しています。
ブルーハワイみたいな綺麗な色をしています。
使用航空機の例
レシプロエンジン搭載機 (ピストンエンジン)
● 単発プロペラ機等
ジェット燃料
私たちが身近に利用する旅客機には、
大体この燃料が使用されています。
主に使用されるジェット燃料は「ケロシン」といって
主成分は家庭のストーブでも使われている灯油です。
空港の屋上などに設けてある「見送り場」などで、
風向きが良ければ家庭のストーブの匂いがします。
(JET A)と(JET B)の二種類があり、
主に国内の旅客機で使用されている燃料は(JET A-1)です。
簡単に言うと、純粋なケロシンに凍結防止剤を混ぜた
混合燃料になります。
ほぼ無色透明です。
使用航空機の例
ターボファンエンジン・タービンエンジン
ターボプロップエンジン等
● ジェット旅客機
● ターボプロップのプロペラ旅客機
CNG及びLNG天然ガス
CNGは圧縮天然ガスで、LNGは液化天然ガスです。
これを燃料とする航空機は、
以前にTu-306という軍用機で開発段階で終わったこと以外は
私の知る限り、まだ聞いたことはありません。
代替燃料
これは現在開発中の燃料ですが、
ミドリムシなどを成分としたバイオ燃料や
食用油の廃油、植物からの生成など、
将来エコな燃料として期待されています。
全日空と日本航空も力を入れて開発中です。
今回は航空機の燃料について説明させて頂きました。
TAKE SKYブログをご覧頂きありがとうございます。
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