どうも、TAKE SKYのたけです。
今回は、2023/4/23 ANA765便 11:00発
「大阪伊丹空港から那覇空港」の飛行を極力再現した飛行を
紹介したいと思います。
※ 実際の航跡と再現飛行の航路とは多少のずれがあります。
飛行ルートの紹介
フライト : 大阪伊丹(RJOO) → 那覇(ROAH)
出発時刻 : AM11:00
飛行高度 : 40000ft
天候 : 晴れ
【参考にした実際の航跡】
【再現飛行で設定したルート】
今回使用した航空図(チャート)の紹介
【SID (標準計器出発経路)】
出発経路名 : 「TIGER 2 DEPARTURE AWAJI経由」
★ 解説 ★
大阪伊丹空港の滑走路32Lを離陸後すぐに左旋回して
大阪湾に出ていきます。
その後、YOE(八尾VOR)のコース291°で
「TIGER」を6000フィート以上で通過し、
「MAILO」へ向かい「AWAJI」から航空路に入ります。
【STAR (標準計器到着経路)】
到着経路名 : 「IHEYA SOUTH ARRIVAL」
★ 解説 ★
航空路を「IHAYA」から離れてアプローチに入ります。
「IHEYA」から37.1マイル先の「HASSA」を
11000フィート以上で通過するように指定されています。
その後、「SEIFA」を2000フィート以上で通過後、
最終進入に入っていきます。
【アプローチ】
アプローチ名 : 「ILS Z or LOC Z Rwy 36L」
★ 解説 ★
チャート右側の「SEIFA」からのコースです。
「SEIFA」から「BLISS」へ進みながら
ILSローカライザを合わせながら、「BLISS」に入り
そこから、滑走路方向へ飛行しながら、
グライドスロープのコースに乗せます。
1300フィートで「BOOST」へ進むと、
丁度ここでグライドスロープの電波が
計器によって中央を示します。
そこから降下率3°で降下していくと、
滑走路の接地点に到達します。
シミュレーターでの飛行再現
それでは、実際にシミュレーターで出発しましょう***
現在当機は、大阪伊丹空港のスポット9に駐機しています。
管制承認を終え、コックピットのすべての設定を終えたら、
グランド管制にプッシュバックの許可を要求します。
プッシュバックが終わり、トーイングカースタッフの通信が
解除されて地上スタッフがお見送りをされている頃、
グランド管制に地上走行の許可を要求します。
通過する誘導路名を指定され許可が下りると
滑走路へ向けタキシングを開始します。
滑走路が近づいてくると、グランド管制から管制塔と通信するよう
指示が出されます。
この場所に停止して、管制塔に離陸の許可を要求します。
風は027度の方向から10ノットであることを伝えられ、
滑走路36Lからの離陸許可が出ると、いよいよ離陸です。
滑走路に進入します。
準備が整うと、ランディングライトを点灯させ、
パワーが安定したら、TO/GAスイッチを入れます。
自動で離陸推力までパワーがグングン上がります。
V1 : 137ノット (254Km/h)
VR : 139ノット (257Km/h) ここで操縦かんを引き機体を引き上げます。
V2 : 148ノット (274Km/h)
ぐんぐん上昇していきます。
大阪湾へ向け、大きく左に旋回します。
大阪湾へ出ると、最初のウェイポイント「TIGER」へ向け
右に旋回します。
尾翼の後ろの方に関空が見えます。
「TIGER」を通過 神戸市兵庫区荒田町付近
「MAIKO」を通過 淡路市松帆の裏付近
「AWAJI 」を通過、ここから航空路です。
【淡路VOR/DMEの画像】
VOR/DME (超短波全方向式無線標識)
高知空港上空 高知VOR/DME通過
高知VOR/DME : (KRE) 周波数113.70MHz
清水VORTAC通過 高知県土佐清水市上空
清水VORTAC : (SUC) 周波数115.20Mhz
種子島空港上空 中種子VOR/DME通過
前方に屋久島が見えます。
中種子VOR/DME : (TGE) 周波数115.40Mhz
「IHEYA」に到達、ここから航空路を離れ、
標準計器到着経路に入ります。
沖縄県伊平屋村付近
「HASSA」通過 沖縄県うるま市付近
「SEIFA」通過 ここから最終の着陸態勢に入ります。
最終着陸進入
那覇空港に着陸しました。
滑走路を離れてゲートへ向かいます。
スポット42に到着しました。
お疲れさまでした。
飛行再現動画
今回もTAKE SKYをご覧頂き、ありがとうございました。
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