日本で一番標高が高い場所にある長野県「松本空港」の特徴と紹介

どうも、TAKE SKYのたけです。

今日は、日本で一番標高が高い「松本空港」を紹介しようと思います。

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松本空港の場所と特徴

松本空港は、長野県の松本市と塩尻市にまたがり、

標高657.5mという日本で最も高い位置にある空港として知られています。

しかも周りは高い山脈に囲まれているため、

ILS (計器着陸装置) の設置が難しく、

2000mの滑走路を持つジェット化空港として唯一設置してありません。

その為、パイロットは目視のみで着陸を行うことから

以前は「日本一難しい空港」としても有名でした。

しかし現在では GPS の発達もあり、

安全に着陸できる空港になりました。

現在は「信州まつもと空港」が正式名称になっています。

ここで、松本空港の着陸経路のチャートを紹介しましょう***

松本空港の着陸経路(チャートの紹介)

先ず松本空港の滑走路方角を写真で見てみます。

滑走路18が日本海側になります。

RNP Z Rwy18 AR のチャート

navigraphより引用

RNP  AR  とは、簡単に言うと、

GPSの精度が高い装置を取り付けた機体が利用できる進入経路です。

それには、監視機能と警報機能も備えておく必要があります。

VOR Rwy18 のチャート

navigraphより引用

VORとは、「超短波全方向式無線標識」を利用した進入経路です。

下画像のようなアンテナからすべての方向の上空に電波を発して、

飛行機の標識の役割を果たします。

こちらは、2023年６月２８日に神戸から来た

富士ドリームエアラインを「Flightradar24」で見てみました。

VOR進入したのが分かります。

RNP Z Rwy36 AR のチャート

navigraphより引用

こちらのRwy36の進入角ですが、

通常は３度の降下角で降りてくるのが一般的です。

しかし、松本空港の滑走路36への降下角は3.5度になっていますので

少しだけ深めです。

これも山岳地帯の特徴の一つでしょうね***

RNP Y Rwy36 AR のチャート

navigraphより引用

こちらも同じく降下角3.5度になっています。

この部分を見ると分かります。

松本空港の運航状況

2023年６月現在、FDAとJALの共同運航(コードシェア便)として離発着しています。

神戸線

信州まつもと→神戸

神戸→信州まつもと

札幌（新千歳） 線

信州まつもと→札幌（新千歳）

札幌（新千歳）→信州まつもと

札幌（丘珠）線

信州まつもと→札幌（丘珠）

札幌（丘珠）→信州まつもと

福岡線

信州まつもと→福岡

福岡→信州まつもと

大阪（伊丹）線

信州まつもと→大阪（伊丹）

8/1～8/31（期間限定）

大阪（伊丹）→信州まつもと

8/1～8/31（期間限定）

まとめ

現在、松本空港はGPSの発達もあり、

山岳地帯にありながら安全に離着陸できる空港になりました。

周囲を山々に囲まれており、非常に美しい景色を堪能できます。

飛行機のダイヤも、札幌・神戸・大阪・福岡からの主要空港と繋がっており、

仕事や旅行の際に利用してみてはいかがでしょうか？

長野ならではの山を近くに感じる景色を機窓から楽しめるでしょう！

今回は日本一標高が高い空港「松本空港」を紹介しました。

今日もTAKE SKYをご覧頂き、ありがとうございました。