本格的フライトシミュレーター 「XPlane11」の紹介 - フライトシミュレーターと飛行機の雑学館 TAKE SKY

本格的フライトシミュレーター 「XPlane11」の紹介

XPlane・MSFS関係

どうも、TAKE SKYのたけです。

今回はフライトシミュレーターの「XPlane11」を紹介したいと思います。

 

現在、家庭用PCのフライトシミュレーターのうち、

全世界で最も人気があるのは「マイクロソフト フライトシミュレーター 2020」

通称MSFS2020です。

それに次いで「XPlane」があります。

2023年5月現在の最新版は「Xplane12」になります。

 

XPlane11の良い所と悪い所

良い所

XPlaneの特徴は、航空力学を忠実に再現しており、

その高い性能により、アメリカ連邦航空局(FAA)により、

飛行訓練装置として認められています、

 

※ MSFS2020は風景等のグラフィクや音声・ゲーム性等を重視しているのに対し、

XPlaneでは、現実に近い飛行特性や天候などによる気流の影響に重点を置いています。

 

滑走路の勾配も忠実に再現してある。

※ 滑走路は設定で平坦にもできます。

 

マイクロソフトフライトシミュレーターより軽い

 

体験版があるので、購入前に実際確かめてから購入できる。

 

悪い所

航空交通管制 (ATC) が、デフォルトでは使い物にならない。

 

マイクロソフトフライトシミュレーターより、

アドオン (追加ソフト) が少ない。

 

同時に複数のウィンドウを開けない。

※ 例えばコックピットの脇に客視点のウィンドウなど

 

 

XPlane11のパッケージ版の内容

XPlane11のパッケージ版ですが、

パッケージの中には、説明書とDVDが8枚入っています。

DVD8枚と言っても、例えば日本だけのシーナリー(地形データ等)を

インストールする場合は、数枚のインストールで済みます。

ハードディスクやSSDに余裕があれば全てインストールするのを

お勧めします。

 

XPlane11の動作環境

推奨稼動環境 最低稼動環境
OS Windows 8(64bit) / 10(64bit)
※ 32bit のOS は非対応となります
※ Windows 7が2020年1月14日終了の為、Windows 7はサポート外となります
『X-Plane 11.50』以降はWindows 7(64bit)はサポートされません。ご注意ください。
CPU Intel Core i5 6600K 3.5 GHz 以上 Intel Core i3 / i5 / i7 3.0 GHz 以上
メモリ 16 GB RAM 以上 8 GB RAM 以上
ハードディスク 最大80GB以上の空き容量
グラフィック DirectX 12 に対応したVRAM 4GB 以上の3D グラフィックカード推奨 [GeForce GTX 1070 またはそれ以上] DirectX 11 以上に対応したVRAM 1GB 以上の3D グラフィックカード必須 [NVIDIA GeForce 600 以上推奨 / AMD HD 7000 以上]
グラフィック
注意事項
※グラフィック部分がチップセット内蔵タイプ(Intel HD Graphicsなど)やVRAM(ビデオメモリ)がメインメモリーと共有タイプのパソコンをご使用の場合は正しく動作致しません(ノートパソコンも同様)。動作保証外となります。ご購入前にパソコンの仕様を必ずお確かめください。
「Valkan」に対応した3Dグラフィックカードは正常に起動できない場合があります。必ず最新のグラフィックカードのドライバーやソフトウェアを更新して下さい。
DirectX DirectX 11 以上
ドライブ DVD-ROMドライブ必須
サウンド DirectSound 100% 互換 サウンドカード
インターネット接続 自動アップデート 必須

 

筆者(管理人)のPC環境

OS : Windows10  64bit

CPU : Core i7 2600

メモリ : 22GB

GPU : GeForce GTX 1050

 

XPlane11の場合、以上の環境でグラフィク設定を「中」あたりで

ほぼ快適に動作しています。

メモリ10GBを切ったら、少しだけカクカクする場合があります。

 

XPlane11の起動 (こんな感じ)

アイコンをダブルクリックすると、最初に下記の画面が出ますが、

これが結構長いです。

膨大なデータだから仕方ないのでしょうが、

次の設定画面に行くまで3分くらい掛かります。

メニュー画面です。

初めての方は、フライトスクールで最低限の飛行を

訓練することもできますが、

通常は「新規フライト」を選びます。

 

XPlane11のフライト設定 (こんな感じ)

ここで各種フライト準備の設定を行います。

航空機を選び、出発空港の設定、気象の設定、時刻の設定を行います。

ここから全世界20,000カ所以上の空港に向かうことができます。

 

ヘリコプターや飛行艇もあります。

 

出発空港の設定では、スポットからの出発か、

いきなり滑走路から出発かを選べます。

※ 下は東京国際空港の設定画面です。

 

次に天候の設定ですが、ネット回線から「現在の実際の気象」を

読み込むこともできますし、自分で設定することもできます。

設定内容は、天候・降雨・霧・風向風量・大気圧・雲の量・乱気流など

 

季節や時刻の設定では、現在の時刻で設定するか、

自分で自由に設定できます。

海外の飛行では、グリニッジ標準時を使用することもできます。

 

全ての設定が終わって、右下の「フライト開始」をクリックすると

立上げの為に読み込みが開始されます。

この読み込みがまた長い!

先程も申したようにデーターが大きいから仕方ないのですが・・・

5分くらい掛かります。

ハードディスクではなくてSSDにすれば早くなると思いますが・・・

やっと立ち上がりました。

XPlaneデフォルトのボーイング737-800です。

デフォルトと言っても、殆どのスイッチ類は操作できます。

デフォルトの空港は、非常に作りが甘いですが、

有志の方々が空港を自作され、無料で公開・ダウンロードできます。

 

X-Plane.orgというサイトで、無料で空港データや機体を追加できます。

方法は、改めて記事にしますね。

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つづく・・・

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