松山空港から東京国際空港(羽田)までの飛行日誌とルート解説 - フライトシミュレーターと飛行機の雑学館 TAKE SKY

松山空港から東京国際空港(羽田)までの飛行日誌とルート解説

航空路解説&飛行再現

どうも、TAKE SKYのたけです。

今回は、「松山空港から東京国際空港(羽田)」までの

飛行の紹介と、ルートの解説をしたいと思います。

 

先ずは、今回のルートの紹介です。

地図でのルートの紹介

始めに地図での大まかなルートです。

 

● 標準計器出発方式(SID)から航空路まで

 

● 全体のルート

 

● 航空路から標準計器到着経路(STAR)、最終進入路まで

 

● 今回通過したウェイポイントリストです。

● 使用航空路

KRE → KEC  V37

KEC → MENUR  Y43

MENUR → AKSEL  Y21

 

使用チャートの紹介と解説

※ このチャートが正規のルートですが、

実際の飛行では、管制官の指示やパイロットのリクエストにより

若干コースから外れることがあります。

 

● 松山空港からの標準計器出発方式(SID)

「SAKAR 1 DEPARTURE」高知トランジョン

navigraphより引用

 

高知空港の滑走路32から離陸した後、

OM400に向け左に大きく旋回します。

その後上昇しながら、SAKARを5000フィート以上で通過し、

NOUEHを13000フィート以上で通過、

NOKMOを16000フィート以上で通過し、

KRE (高知VOR/DME) に進み、ここから航空路に入ります。

 

● 東京羽田の標準計器到着経路(STAR)

「AKSEL 1K  ARRIVAL」

今回は、赤い線のルートです。

AKSELを12000フィート、

速度230ノット (約430Km/h) でWALLYまで向かいます。

その後徐々に高度を下げながら、

WEDGEを8000フィートで通過します。

UMUKIは6000フィート以上で通過し、

KAIHOに向かったら最終進入に入ります。

 

● 東京国際空港(羽田)のアプローチチャート

「ILS  Y  Rwy34L」

KAIHOを4000フィートで通過し、

AVIONを2000フィートで通過、

ALLIEを1500フィートで通過しながら、

ILS(計器着陸装置)の電波に乗ります。

ゴーアラウンドの場合は、

点線のコースに沿ってCHIBAへ向かい、

ホールディングパターンに乗るか、

管制官の指示に従います。

 

フライトシミュレーターによる飛行の紹介 (飛行日誌)

現在、松山空港の3番ゲートに駐機しています。

この日の天候は2023年3月5日午前9時時点で晴れ

気温9度、風は007方向から2ノットです。

予定フライトレベルは、

高度37000フィート (約11,000m)で飛行予定です。

 

プッシュバックが終わり、滑走路へ向けタキシングを開始します。

滑走路はRyw32です。

 

 

ここで待機して、管制からの離陸の許可を待ちます。

 

【管制塔】  

ALL NIPPON 610, wind 007 at 2, runway 32, cleared for take-off

(全日空610便) 風は007方向から2ノット 

滑走路32より離陸を許可します。

 

離陸の許可が出ました。

滑走路に入り、離陸します。

速度143ノット、約260Km/hに達したら操縦かんを引き上昇します。

 

OM400へ向け旋回します。

 

SAKARを旋回中

 

高知VOR/DME上空

ここから航空路に入ります。

 

和歌山県の潮岬上空

潮岬上空真上から

 

東京都の新島村上空

実際の新島村の風景です。

素晴らしい絶景ですね****

オリオンツアー  ホームページより引用

 

いよいよアプローチに入っていきます。

標準計器到着経路の最初の地点AKSEL上空

ここからウェイポイントのWALLYまで

12000フィートを保ちます。

 

ウェイポイントの「WALLY」通過

 

千葉県鴨川市上空

 

富津火力発電所付近

実際の機窓からは、この様に見えます。

土木ウォッチングホームページより引用

 

羽田空港へ向け最終の旋回を行います。

 

最終着陸進入

滑走路32Lが見えてきました。

 

滑走路に接地しました。

逆噴射を行い減速します。

 

ゲートへ向かいます。

到着しました。

お疲れさまでした。

 

松山空港のデータ

wikipediaより引用

 

● 滑走路

方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
14/32 I 2,500×45 アスファルト

 

● 無線標識及びILS レーダーの周波数

VOR/DME MYE 110.65MHz
ILSローカライザー IMP 109.3MHz
ILSグライドパス 332.0MHz
ILS DME IMP 991MHz (30X)
MSAS 1575.42MHz

 

● COM周波数

タワー 118.350
126.200
ATIS 126.650
岩国アプローチ 128.000
125.300

 

飛行再現動画

 

今回もTAKESKYをご覧頂き、ありがとうございました。

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