福岡空港から長野の信州松本空港までの飛行記録とルートの詳細解説 - フライトシミュレーターと飛行機の雑学館 TAKE SKY

福岡空港から長野の信州松本空港までの飛行記録とルートの詳細解説

航空路解説&飛行再現

どうも、TAKE SKYのたけです。

今回は「福岡空港から松本空港」までの飛行再現をしましたので、

ルートの解説も同時に行っていきます。

 

長野の信州松本空港は、

日本一、標高が高い場所にある空港として知られています。

ご覧の通り、四方を山に囲まれています。

Google Earthより引用

この立地から、以前までは日本一着陸が難しい空港と

言われていましたが、現在はGPSの発達もあり、

そこまで怖がらないで良い空港になりました。

 

また、その立地の条件からILS(計器着陸装置)をつけても、

あまり意味がないことから、ILSが無い空港です。

 

それでは、いつもの様にルートの紹介です。

今回の飛行ルートのウェイポイントリストです。

地図形式でのルートです。

瀬戸内海近くを飛行し、大阪・名古屋を通過し、

長野へ向かいます。

 

それでは出発しましょう

現在、福岡空港のスポット10番に停止しています。

今回の使用滑走路は「Rwy16」

標準計器出発経路は「OGUNI 8 DEPATURE」を使用します。

 

チャートを確認してみましょう。

navigraphより引用

 

滑走路16を離陸したら、「D28.0 DGC」を

15,000ft以上 20,000ft以下で通過し、

「D30.0 DGC」を旋回して

「OGUNI」を15,000ft以上で通過し、

武蔵VOR(大分空港にあるVOR)を目指し、

ここから航空路に乗ります。

 

プッシュバックを終え、滑走路16に向かいます。

機内では、安全ビデオや実演が行われている頃ですね。

 

ここで滑走路16からの出発許可を管制に貰います。

まもなく離陸です。

離陸滑走を始め、

143ノット、約264Km/hで操縦かんを引きます。

 

離陸しました。

大分空港上空です。

ここから航空路に入ります。

香川県上空

大阪上空

名古屋上空

長野県木曽町付近です。

さすが高い山が広がります。

長野県の鉢伏山の横を通過中です。

鉢伏山は標高1,222メートルの登山人気がある山です。

雪が残っている山がそうです。

ヤマケイオンラインより引用

空港へ向け旋回して、最終の着陸態勢を迎えます。

ここで、松本空港アプローチチャートを確認してみましょう。

navigraphより引用

航空路からの最初の地点「RIPSI」を

12,000ftで通過し「AF850」を

8,500ftで通過、徐々に高度を下げながら、

山肌を添うように、ぐるっと回り込んで、

滑走路18に向かいます。

 

ファイナルアプローチ

着陸しました。

信州松本空港のスポット2番に到着しました。

お疲れさまでした。

再現動画も宜しくお願いします。

今回もTAKE SKYをご覧頂き、ありがとうございました。

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